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KATSUO-BUSHI

2018年製作/作品時間23分
撮影地:日本
製作国:日本
 
「鰹節」と聞くと、削られた花かつおをイメージする人が今や多いのではないだろうか。本来は、三日月型の塊のことを「鰹節」と言い、昔の人はカンナのような鰹節削り器で削り、だしを取ったり料理に添えたりしていた。この「鰹節」、一本作るのに数か月~半年の年月がかかっているのをご存じだろうか。鰹が水揚げされてから私たちの食卓に上がるまで、数々の熟練職人たちの手により、ひとつひとつ時間をかけて作られているのだ。今でも年々消費が増え続け、日本の食卓には欠かせない存在となっている「鰹節」。鰹節生産者を中心に日本のものづくり職人たちが「鰹節」を作りあげる軌跡をカメラが追う。
 
監督:中島 悠  
プロデューサー:西出実華  
プロダクションマネージャー:遠藤治彦  
編集:Yui Aoki 
 
◆世界で最も小さいかつおぶし屋の営み◆
本作は、「鰹節」の生産地のひとつ、西伊豆の田子にある世界で最も小さいかつおぶし屋といわれる「カネサダ商店」で撮影されました。ここで作られる鰹節は、田子独特の製法によるもので、この地で受け継がれてきた昔ながらの伝統的な手法「手火山式製法」を守り、最高品質の鰹節づくりを続けています。水揚げされたカツオの生切りから、煮熟、焙乾、カビ付け、天日干しへ。焙乾から天日干しへの作業は、何度も何度も繰り返され、約半年後に、ようやく「鰹節」が完成します。田子のかつおぶし産業は、まだ工場化されておらず、カネサダ商店も家族三人で全ての作業を手分けしてやっています。

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